いよいよこの時が来ました。
１９日から入院が始まり２０日に手術。
病名は痔核です。
これはいぼ痔なのですが、わたしは脱肛もかなりのところまでいっていて手術が必要とのことでした。
もちろん死と直結するわけではないので、これと一生付き合うという人もいっぱいいますし、薬で和らげることも可能です。
ですが完璧に治したいなら手術ですとのことでした。
これを聞いて「手術します！」と即答し（てし）ま（い）した。
原因は食生活はもちろんですが、いきみすぎや、拭きすぎの蓄積だそうです。
思えば小学校の頃から便は出して出してもう出ないっていうとこまでいかないと終わってませんでした。
一度トイレに入ったら１５分くらいずっといるなんていうのは普通で。これの蓄積がとうとうきました。
さて、いよいよ手術ですが私はお尻の穴しかいじらないので下半身だけの麻酔です。
麻酔の注射だけ痛くってあとは感覚なく進んで、おしまい完治。
と思っていたのですが。
これが過酷な入院生活になるとは、この時は知るよしもなかったのです。
手術となり手術着に着替え（ほぼ全裸）、歩いて手術室へ。
ベッドの上に座りいよいよ背中に麻酔の注射を刺されます。
これがそんなに痛くはなくなんてことはありませんでした。（むしろ献血の方が痛い）
さてうつぶせで足を広げてお尻を突き出した状態で待機。
なんだか全身脱毛していてよかったと勝手に思ってしまいました。
すぐに何か触れているような気はしましたが痛みとかはなにも感じません。ほんと不思議。
首は動かし放題で会話も普通も可能です。
これで頭では足を動かそうとか思うことは可能なのですが、不思議と全く動きません。
手術中看護師さんがちょいちょい声をかけてくれて
もう始まってますのでね、大丈夫ですよ、すぐにおわりますからねなどなど
そこにいた綺麗な看護師さん一人がほぼ目の前にいて細かく声をかけてくれました。
３０分くらいでぱっとおわりそのまま入院用のベッドにすいすい移りがらがらと病室へ戻ります。
ここから地獄でした。
さて手術後６時間は一切動くことができず絶対安静で
その間下半身を動かそうと試みたのですが全然動きません。
数時間たってだんだんと痺れがとれていくような感覚になっていきます。
その間首を振ったりとかもだめで完全寝たきりなので
ひたすらYouTubeみて寝てを繰り返すことになります。
さて６時間後看護師さんと一緒に立ち上がり、これからは好きに歩いたりもオッケー。
ただしお尻から血は出るからパットはつけたままでの生活です。
さてとにかく水を飲もうと思い私は立てるようになってまず自販機までいきます。
これが遠い。
私は端っこの病室で、自販機はその間反対のフロア。とにかく遠い。
でも頑張って歩いて買いに行き戻ってきたら。
とにかくお尻に激痛が止まりません。
立ち上がってからちょっと痛くなってきたなとは思ってましたが。
のたうち回る激痛。
もう３０分くらい耐えたと思い（実際は６分しか経っていなかった）我慢できずナースコールを
とにかく痛いです。
したら違う痛み止めを点滴しましょうとのことなのですが
それもあと３０分時間をあけないといけない。
ああああああ耐えるしかない。
とにかくのたうち周り、同じ体勢でいるのが耐えられないのでちょいちょい歩いたりまたベッドにを繰り返し。
やっと３０分後。
３０分後ぴったりに看護師さんがきてくれました。
よく耐えましたね。
と言ってくれて点滴に新しい薬品注入。
この薬品注入してだんだん痛みも弱まってきました。
このときはほんと天使かと思います。
さてここからまだまだ手術はお昼にしたのですが
その翌日丸一日
この痛みにのたうち周り痛み→止めの時間まで耐え、しばらくしてまた痛みにのたうち周り→痛み止めの時間までを繰り返します。
そしてとうとう退院の日。
気持ち的には１週間くらいいた気がしますが３日しか経っていないとは。
かなり不安でしたが、帰る時には痛みは引いている間のときで普通に電車で帰宅です。
手術してからずっと肛門に変な感じがしているのですがこれも１週間もすればきえていくとのことです。
自宅でも痛み止めとがまんとの戦いが続きます。
特に便を出した時は激痛で悶え苦しむことになります。
これもだんだん痛みは消えていくのだそうですが
こういった説明は事前に欲しかったと思いつつ
でもこれ事前に聞いていたら手術してなかったかもなあとも思いつつ。
全ての痛みが完全に消えるのに術後１ヶ月ほどだそうです。
痛みと高熱とましになってきました。
そろそろこの状態の中勉強も再開していこうかと思います。
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